初めての手巻きタバコ(ゴールデンバージニア)
きのうに引き続き夜の喫煙タイム。
今吸っているゴールデンバージニアは、初めて買ったシャグ。25グラムパウチとはいえ、煙草自体大した量を吸わず、物珍しさでいくつか買ったシャグを気分によって消費しているおかげで、ひと月かけてようやく底が見えてきた。
ひと月前、手巻きを始めたきっかけは、市販の紙巻とは巻紙が違って、燃焼材のない薄紙のおかげでタバコ本来の味がわかるという話を聞いたこと。
ネットで下調べをしてから、定番のひとつらしいこのゴールデンバージニアのパウチとRAWの巻紙を購入。初めての手巻きはローラーを使わず本当の手巻き。それほど手先が器用というわけでもないのにいきなり薄い巻紙でうまく巻けるはずもなく、シャグを詰める量もわからないから、最初の手巻き煙草は極細でヘロヘロの小枝の切れ端のようなものになってしまった。
それでも、何本か巻くうちに少しは煙草らしい形のものが出来、そこで初めて手巻き煙草に感動した。なるほど、これがタバコの味か。バージニア葉の酸っぱさと甘さで口の中が満たされる。市販品のような煙の雑味やザラザラとした口内に残る違和感はない。ただ純粋に、タバコ葉を吸っていることを感じた。
自分のハンドロールに限界を感じたので、翌日いそいそとローラーを買いに走る。
ローラーで巻いた煙草は下手くそなハンドロールとは違ってちゃんと煙草らしい形になり、不恰好な形を気にせず集中して喫煙できる。前日よりもしっかりと煙草を味わえて再度感動した。
いくつかのシャグを試してはいるけれど、ゴールデンバージニアの酸っぱさのある瑞々しさは、最初に覚えたタバコの味であるせいもあって安心感のある味わい。ほかのシャグをしばらく吸っていると、ふとここに戻ってきたくなる。
このパウチがなくなったらとりあえず手元のシャグを消費していこうと思うけど、どうせ少ししたらまたゴールデンバージニアを買っている気がする。
今度は50グラムのパウチを買うだろうな。